シッティングバレーボール

シッティングバレーボールのルールや注目選手!見どころや日本代表も【東京パラリンピック2021】

シッティングバレーボール、なかなか聞き覚えのない競技名だと思いませんか?これ、実は座ったままで行うバレーボールとして、パラリンピックの正式種目になっているスポーツなんですよ。

果たしてどんなルールなのか、注目選手なども含め、色々と調べてみました!




東京パラリンピックの競技にシッティングバレーボール

シッティングバレーボールは1980年のアーネムパラリンピックで男子の部がパラリンピックの正式種目になった競技でもあります。2004年のアテネパラリンピックから女子の部が正式種目となり、現在は男女とも正式種目として採用されています。

日本代表として男子はシドニー2000大会で初出場を果たし9位アテネ2004年大会は7位、北京2008大会8位と健闘を見せています。女子は北京2008大会初出場8位ロンドン2012大会7位に終わっています。

リオデジャネイロ2016大会は男女とも出場を逃がしていますが、開催国として迎える東京2020大会での活躍を目指し、強化が進められているところです。




シッティングバレーボールとは?ルールやポジション

シッティングバレーボールは障がいのある選手を対象とし、お尻(臀部)を床につけた状態で競技するバレーボールとなります。オリンピックのバレーボールと同様に、1チーム6人でネットをはさんで対戦します。

試合は5セットマッチで、1セットは25点先取(第5セットは15点)のラリーポイント制になります。ただし、座位で行うため、オリンピックよりも小さいコートや低いネットなどルールの一部が変更されています。

最も重要なルールは、プレー中に臀部が床から離れると、「リフティング」というファウルになる点です。選手はお尻を床に付けたまま、腕の力などでお尻を滑らせるようにしてコート内を移動することになります。また、相手のサーブを直接ブロックやアタックなどで返球できる点もオリンピックとは異なります。

スピーディーな試合展開やラリーの応酬など、見どころの多いチーム球技となっています。




シッティングバレーボールの日本代表と注目選手

シッティングバレーボール日本代表の注目選手として、田澤隼選手をご紹介します!

  • 名前:田澤 隼(たざわ じゅん)
  • 出身地:青森県弘前市
  • 生年月日:1993年3月4日
  • 年齢:27歳
  • 所属:千葉パイレーツ/リクルート

小、中、高校とバレーボールをやっていたという田澤隼選手。けがをしてからも、シッティングバレーボールという競技があることを知らず、スノーボードや普通のバレーボールをやっていたところ、障害者スポーツセンターの職員さんからシッティングバレーボールを薦められたのがきっかけで開始したそうです。

この怪我、というのがリンゴ畑の仕事をしていた祖父母のお手伝いをしていた時に事故にあってしまい、右脚の大腿切断で義足になってしまったというから、相当な大怪我だったのでしょう。

バレーボールでは全国大会にも何度も出場していたとのことから、バレーボールについては間違いなくトップレベルなのだろうと思います。注目されるのも納得です。




シッティングバレーボールの見どころや魅力

攻撃や守備も、座って行うシッティングバレーボールならではの工夫や戦略が必要であり、見どころも多いかと思います。

攻撃では相手のブロックをかわすため、クイックなどのコンビネーションプレーやフェイントなども多用されます。相手ブロックを翻弄する巧みな頭脳プレーにも注目したいです。

また、速くパワフルなサーブを武器にするチームも多いようです。シッティングバレーボールでは、サーブブロックが認められているので、より強く、コースを読まれないようなサーブの技術もポイントになります。

守備では臀部を床につけたまま移動しなければならないため、選手の守備範囲は通常より狭くなります。オリンピック同様、守備を専門とするリベロも導入されていますが、チーム一丸となった守備が必要になります。

レシーブしたボールをいつもセッターに返せるとは限らないので、チームの誰もがトスを上げることができ、また、誰もがスパイクを打てることが要求されます選手全員に幅広い技術が求められるのも、シッティングバレーボールの特徴と言えるでしょう。

オリンピックのバレーボールよりコートが狭く、ネットも低いということは、より近い地点からスパイクやサーブが放たれるということになるため、守備側はすばやく反応する必要があります。

ジャンプができない分、スパイクやブロックでは身長の高い選手が一般的には有利とされますが、小柄な選手が攻撃する場合は、フェイントやブロックアウト(ブロックされたボールが外にはじかれアウトになること)を狙うなど、テクニックとアイデアを使った戦略も見どころのひとつとなるでしょう




まとめ

いかがでしたか?シッティングバレーボールについて色々とご紹介してきましたが、スピード感の感覚としてはバドミントンも近いかな?という感じです。

オリンピックのバレーボール競技も華麗なジャンプやサーブ、アタックなど見どころが多い競技ではありますが、座ったままのシッティングバレーボールも迫力のあるラリーの応酬など、誰が観ても楽しめる競技になること間違いありません。

パラリンピックでの日本代表選手の活躍に期待したいですね!